象に囲まれた仏塔 / Wat Chang Rob
: 訪問日 25Oct2001、25Oct2009


Kamphaeng Phetの歴史公園は、城壁によって守られた寺院跡周辺地区と、
旧市街の北の森の中のAranyik地区の2つのエリアに別れており、
この遺跡は、Aranyik地区にあります。

この遺跡は、15~16世紀、後期スコータイ時代から初期アユタヤ時代に建てられました。
Aranyik地区の森の中でも、一番、標高が高い位置に建てられています。














以下は遺跡の見取り図です。
























遺跡を北から見たところ。

遺跡の北から東に向け
遺跡を囲うように道路があります。

まず、その道路を下って行きます。









遺跡を北北東から見たところ。














先の見取り図によると、Ubosothと説明があります。

Ubosotは、いわゆる本堂の事だと思いますが、
メインの仏塔から外れています。











更に道路を下って行き、
西北西から見たところ。













道路の反対側には、井戸がありました。

ここの水で、沐浴をしたのであろう。












その井戸の中です。

大きな井戸です。












遺跡を東、少し南よりから見たところ。














遺跡を東正面から見たところ。
遺跡の真東の地面には、大きな窪みがあります。

先の平面図には、Pond(池)と説明があります。












池の北側の道を遺跡に向かって入って行きます。

横に見えるのはViharn(礼拝堂)の基壇です。













Viharn(礼拝堂)の基壇上から、
Chedi(仏塔)方向を見たところ。














Chedi(仏塔)の東面です。

Chediの上部は崩れています。

基壇には、象の彫像があり、
Chediを支えているように見えます。

全部で68頭の象の彫像があります。








その象の彫像です。
但し、かなり破損が激しい。

















この象の基壇の上に上がって見たところ。

基壇の東西南北の各方向に階段があり、
階段の上に門があります。

右写真は、北側の階段上部の門です。










基壇の北側の面です。















その基壇の象です。















割と良く残っていた象です。

しかし鼻は既にありません。
























基壇の南側の面です。














遺跡の更に南の木立の中に
建造物の遺構が見えます。














参考:

右は、
Kamphaeng Phet国立博物館
あった、Wat Chang Robの象の
復元像です。

胴体から頭まで一体で、
Sukhothaiの Wat Chang Lom や、
Sri Satchanalaiの Wat Chang Lom
の象に比べて、
かなり、ずんぐりしています。












SukhothaiのWat Chang Lomと、Sri SatchanalaiのWat Chang Lomは、以下。
Wat Chang Lom in Sukhothai
Wat Chang Lom in Sri Satchanalai



What's New? | お勧め遺跡 | タイ クメール遺跡 | 古代・その他 | ドヴァラヴァティ遺跡 | スコータイ遺跡 | ランナータイ遺跡
アユタヤ遺跡 | チャクリ朝~現代 | 博物館 | ガンボジア クメールの旅 | 浮彫Gallery | 遺跡年表 | OTHERS
自己紹介 | LINK | 掲示板 | E-Mail | 遺跡BOOKS | 古墳の丘を歩く | 里山へ登ったよ!